何も見えない世界の前に、大きな気配と欲望を感じる。
それは少しずつ自分を支配し、すこしずつそれに染まっていくのが分かる。
口の中に招き入れたそれは、びくびくと脈打ち、徐々にその大きさを増していくのが分かった。
"ただそうしているだけじゃ僕は未来に与えてあげられないよ"
彼はそういうと、少しずつそれを口の奥と手前を行き来させた。
次第にその動きはエスカレートしていき、さらにそれを自分の口の奥まで押し入れた。
"そう、気持ちいいよ未来、僕をもっと受け入れて、もっとこれを飲み込む気持ちで"
そういうと更に奥までそれを押し込んだ。
苦しさと吐き気が自分を襲ったが、それでも彼はその動きを休める事は無かった。
苦しい
吐き気がする
怖い
もう、自分が何をしているのか分からない。
気がつくと、その動きは更に激しさを増し、彼が自分の後頭部を支えていつのが分かった。
自分はただ彼のする事に従い続け、それが終わるのを待った。
すると突然、彼が一気にのどの奥までそれを入れたと思った瞬間、
一気にそれの先から大量の欲望が喉の奥に流れ込んできた。
生暖かく、喉に絡み付くようなそれは今まで味わった事のないものだった。
それを感じたと同時に激しい吐気を感じ、口の中にあるそれをすべて吐き出そうとした。
するとそれを察したのか、彼はそれを許すまいと強く自分の頭を強く抑えた。
どんどん流れ込んでくる欲望の固まりは、自分の体内へと流れ込んでいった。
彼の強制によって、それをすべて飲み干すしかなかった。
それのすべてが自分の体内に流れ込み、彼のそれが少しずつ落ち着きを取り戻してきた頃、
自分の口からそれをゆっくりと彼が引き抜かれていった。
Aくん:どうだい、初めての味は?
未来 :すごく。。。くるしかった。。。
Aくん:未来が感じたのは僕の喜びであり、それを受けた時の未来の苦しみはやがて喜びに変わる。
未来 :僕にはよくわからないよ。。。
Aくん:だからもっと沢山教えてあげる、僕の喜びを未来の喜びに変わるように
未来 :もう、怖いよ。。。
Aくん:そう、その恐怖と苦しみが喜びに変わる。僕が求め、未来が求められる、その求められる喜びをもっと感じるんだ。
そういってAくんは僕をまたベッドに横たえた。
激しい変化に体力を消耗しすぎたのか、すでに自分の体の疲労がピークを迎えている気がした。
しかし、休むのもつかの間、また彼が自分の体に触れ始めた。
あぁ、また彼は僕を求めてくる。
もっともっとひどい事されるんだ。
最初は本当に普通の友達になれるとおもったのに。
でも、もういい
もう戻れないんだ
でも、これは僕が望んだ事なのかもしれない
彼はそれを知ってた、最初から分かってた。
ただ彼は
それを引き出してくれただけなのかもしれない
自分の頭の中でとぎれとぎれに見える言葉。
自分がいまどういう気持ちなのか、彼に対してどういう感情を抱いているのか、もうその時はわからなかった。
そして次の瞬間、自分のアナルにしっかりを線をされていたものがゆっくりと抜かれ、
自分のアナルに風を感じた。
そして、自分のアナルにぬるぬるとした物が注ぎ込まれ、さらに指でアナルの中をかき回されるのを感じた。
"さあ、準備はいいかい?いよいよ未来は僕を受け入れるんだ、怖くなんて無い、未来はここから生まれ変わるんだ”
もうろうとする意識の中でかすかに聞こえる彼の声。
優しくて、冷たくて、彼との出会いが夢のような、絶望のような、もう今では分からない。
ただ今分かる、いや、感じるのは彼が自分を求めているという事。
目的も、どこに向かうのかも分からない、でも、何かが大きく変わろうとしている。
すると、何か固くて太いものが自分のアナルのすぐ前にいるのを感じた。
すべての変化がすぐそこまで来ているのを感じた。
もう逃げられない、すべてを受け入れなければならない。
それが自分が求めている事なのかは今は分からない、でも、すぐそこまでそれは来ている。
それが希望なのか、それとも絶望なのか、期待なのか、不安なのか、もう考える事も出来ない。
"未来、いくよ"
そういった瞬間、それはゆっくりと僕の中に入ってきた。
つづく
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